2006年12月16日

本家なかむら [石狩太美]

岩見沢から江別へ。そして石狩へと向かうのがこの日の行程。
とにかく雪ばっかりの日なのである。
12月初旬、降りはじめの頃だからいたしかたないが、
少年時代をずっとこんな雪国で送っただけに、
こうも降りっぱなしだと憂鬱である。



石狩川沿いを下る。石狩平野まっただなかの田園地帯。
右も左もまっ白な一枚絵。車を走らせていても平衡感覚がつかみにくい。
「よくまっすぐ走ってられますね。田んぼに落っこちそうですね」と同乗者。
「あんまり真剣に見つめないで対向車がないときはど真ん中走ってればいいんですよ」と僕。
雪国生まれでよかった。おかげで2日間ダレも運転変わってくれなかったが。

カーナビの案内に従って石狩市に向かってはいたが、昼時。
みなさん腹も減ってきたようだが、見渡す限り吹雪の原野で、
コンビニ一軒ないありさまなので、ちょっと足を曲げて石狩太美駅に寄ってみる。
駅前ならこうなにか、そば屋の一軒くらいはありはしないかという、か細い期待である。

焼き肉屋の看板を掲げたラーメン店のこの店を発見。
「おお、みそラーメンでも食いましょう」と別に選ぶ店もないのでIN。
元祖テールラーメン発祥の店とある。はて?
中野坂上とホノルルに支店があると書いてある。
はて? なにか聞いたことがあるようなないような。
「角煮ラーメン」950円をみそ味でオーダー。



洗面器みたいなでっかい丼にまずはたじろぐ。
が、スープはいささか多めのようだが、麺の量は普通のようだ。
狙いがよく分からん。これでスープを残す人だったらもったいないだろうな。

スープは赤みが強い色なので、最初は香辛料の強いスパイシー系かと思ったが、
しっかりとしたボディのスープに、舌ざわりもマイルドな味噌だれでなかなかおいしい。
最初は、ちょっと塩気が足りないかな...とも思わせるが、
飲み進むにつれて後を引くというか、「もう少しもう少し」と完飲してしまうタイプ。
麺は、熟成感が強く札幌タイプとしてはやや細めの、縮れの強い中細麺。
麺の味わいもコシもあって普通においしい。
具の角煮は、皮までしっかりトロントロンに煮込まれたもので、
しっとりとホロホロと口中でとろけて実にうまい。
色白な仕上がりなので最初はおや? ともったのだが
薄味ながらしっかり甘めの味付けでおいしい。

なにが本家で、いきなり中野、ホノルルとの疑問は、
帰京して調べてみたらあれだ。
フリーアナウンサーの小倉智昭がのれん分けをしてもらって
オーナーをやっている焼肉&ラーメン店だった。

[本家なかむら]
住所/北海道石狩郡当別町太美町
営業時間/11:00~21:00
定休日/月曜


石狩川河口付近での仕事は幸いにして一瞬の晴れ間が。
もっとも、海沿いだけあって風がやたらめったら強い。



さすが石狩挽歌の地だなと。
海猫が鳴くから、ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の、やん衆がさわぐ
雪に埋もれた、番屋の隅で わたしゃ夜通し、飯を炊く
あれからニシンは、どこへ行ったやら 破れた網は、問い刺し網か
今じゃ浜辺で、オンボロロ オンボロボロロー
沖を通るは、笠戸丸 わたしゃ涙で、ニシン曇りの、空を見る


カラオケもあります。唄ってください。
  

Posted by yamabusi at 14:22Comments(2)TrackBack(1)北海道

2006年12月13日

麺屋 chi chi [札幌らーめん共和国]

さて、12時羽田発のJALを案の定ギリギリ飛び乗って(class Jをフイにしてしまう)、
札幌駅におりたったのが14時すぎだったか。ハラ減った。



エスタ札幌の「らーめん共和国」。駅INでこういう施設があるのは、
右も左も分からんお上りさんにはありがたいことこの上ない。
ハラごしらえでもしよう。



とりあえず、札幌に来た早々なので、なんとなく味噌ラーメンが食べたいと思い、
しかし、白樺山荘はさすがの人気でなかなかの行列、
並ぶのはメンドクサイし、東京では馴染みのない店でもあるし、
スッと入れるしと、そんなヌルイ理由でこの店に。

「新濃厚焼きみそ」700円をオーダー。
ほかの店もどうなのか。こういう施設系のラーメンとしては、
お値段が手頃じゃないですか。



スープ表面を焦がし系の黒い脂が覆うラーメンは、
「7種類の特製味噌をブレンド。炙って香りを出した後に加える黒油が絶妙な味噌の傑作」とのこと。
とはいえ、口上ほどではなく、わりとライトな味噌といった感じが正直なところ。
黒油もそんなにあざといものではなく、飲みやすい。

麺は、札幌らしい熟成感のある硬めの中細麺。
具は、もりだくさんで、メンマ、もやし、味玉1/2、キクラゲに、
脂身ばっかりだけど嫌味なく柔らかな薄切りバラチャーシューが2枚。
付け合わせの糸唐辛子の効果のほどはよく分からない。



う~ん。すべてがアベレージという感じでまとまっているが、
焼き味噌とかのインパクトはあまり感じなかったかな。
ベーシックな赤味噌とか白味噌とかの方がおいしかったかも。
旅先の高揚感マジックというヤツにハマったかも。
ボリューム感はあってコストパフォーマンスはいいと思う。

[麺屋 chi chi]
住所/札幌市中央区北5条西2-1エスタ10F
営業時間/11:00~22:00
定休日/無休
  
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Posted by yamabusi at 02:47Comments(0)TrackBack(2)北海道

2006年01月24日

ラーメン すがわら [旭川]

良心あふれるシンプル・スープ

■旭川ラーメンといえば、濃厚とんこつダシに魚介をミックスした重々しい醤油味...というのが定番だが、ここのスープは、澄み切った豚骨・鶏ガラのシンプルなスープ。あっさりと軽めの口当たりながら、スープ表面に放たれたラードの膜は厚く熱々。香りよい脂の味わいは甘みがあってクドすぎないコクも感じさせるもの。塩味をイチオシにしているようだが、なんとなく「正油ラーメン」500円を注文。  
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Posted by yamabusi at 17:44Comments(0)TrackBack(0)北海道

2005年01月21日

信月 シンゲツ(札幌)

■「しおラーメン」680円を食う。
■やや黄金色でキレイに澄み切ったスープは驚くほど熱々。表面のラードをよけながらすくって飲んでも丼の底から熱いといった感じ。
■豚骨ベースに煮干しや昆布、貝柱など魚介の旨味と野菜ダシをミックスしたスープは、十分な動物系のコクを感じながら、いやみのない魚介の旨さがまろやかに感じられる。塩ダレは焼き塩を使用することでスッキリした切れのある味わいに。味付けは、飲み客を対象にしているせいかやや濃い目。案外パンチのある塩ラーメンとなっている。  
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Posted by yamabusi at 21:21Comments(0)TrackBack(0)北海道

2005年01月20日

味の華龍 カリュウ(札幌)

■「味噌らーめん」700円を注文。入れ替わりの激しいラーメン横丁内で30数年の歴史を持つラーメン店。実にオーソドックスな、昔ながらの味噌ラーメンが食べられる。
■スープは、鶏ガラ・豚骨と野菜ミックスのサラリとしたもので、塩気強めの噌が炒め野菜(量は少なめ)とともに加わる。良くも悪くも、サッポロ一番的な、けなすところもほめるところもない味噌ラーメン。あっさりと食べられる、昔臭い味噌ラーメンということでは郷愁あり。
■具は、調理台の引き出しにタッパ分けされて出てくるのがシステマチック。肩ロースの柔らかいチャーシューは薄め。メンマはちょっと歯応え不足で水っぽい味付けでイマイチ。  
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Posted by yamabusi at 21:23Comments(0)TrackBack(0)北海道