2007年06月27日

富士屋本店 [渋谷]Vol,11

もう十何年も前に「きょーうもしぶやにごっじぃ~♪」
と、ももこが唄っていた渋谷はどのあたりなのかは記憶がままならぬが
裏渋谷といわれるこのあたりではないことは紛れもない
もうそのころにはとっくにやさぐれた呑み助がオダをあげていたのがココ
渋谷最後の聖域であり続ける大衆立飲酒場・富士屋本店

夕暮れ時はとりあえずままならずビールで喉をうるおしたい季節
急勾配な階段を気ぜわしく落下すれば身を置きたるは揚げ台の真ん前
とりもなおさず「ビール大」450円でクワっ! と覚醒!
眼前で跳ねる油の飛沫の誘惑をひとまずこらえて「豆腐サラダ」350円をアテに
次なるメインディッシュを物色するため壁貼りの品書きを舐め回す也


背中を丸めて隣のオヤジがかぶりつくどす黒い揚げ肉には早々に気がついていたが
今となっては世界的背徳感最高潮の「生クジラフライ」350円であることが判明
ナイスな日替わりメニュー、珍味ながらありえん価格
現代の捕鯨問題とはなんなのか? は、なまぬるい情緒は置き去りして
とりあえずその肉を咀嚼嚥下してから考えるフリをしてみよう・・・というのがワタクシメの立場



レバよりも怪しく黒光りするその肉片を小麦粉にはたくことから作業ははじまる
まぎれもなく生な肉
これでもかというほど執拗な堅揚げ
「肉の旨味がぜんぶ油に抜けちゃうんじゃねーの」と思わず余計な心配を

嗚呼! もう何十年ぶりかもしれません、おっかさん!
筋筋とギコギコしたまさに筋肉ともいうべき鯨肉を噛み千切れば
鼻腔まで抜ける最高潮の獣肉のスメル
噛みしめれば噛みしめるほどむせぶ獣のニホイ
嗚呼! おっかさん!
この何十年かでぼくは鯨の真のスガタをすっかり別の棚に祭り上げていたようです
血をば喰らうのが鯨ならではの味わい
これこそが、日本の伝統食と誇るムキも多い鯨肉の味なのですと覚醒する2007年初夏



[富士屋本店]
住所/渋谷区桜丘町2-3・B1
営業時間/17:00~21:30(LO21:00)
定休日/日・祝・第4土


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この記事へのコメント
クジラ肉ってのはそもそも大衆の食べ物だから、こういった立ち飲み屋とかで食うってのは、至極普通のことなんだよね。
多分そのクジラ肉は、千葉とか伊豆沿岸で上がったゴンドウクジラとかじゃないの?ミンクだともうチョット高いと思うよ、味はミンクのほうが少し美味いけどね。

グリーンピースやIWCの低脳な野蛮人の意見なんて聞くに値しないノイズだよ。
Posted by 勝蔵 at 2007年06月27日 02:09
は~い おっかちゃんですチャー
あたいがご幼少の頃は 学校給食に 父子家庭の丸~い折りたたみの卓袱台に 鯨肉が乗ったもんです。
このご時世に 350円でいただけるんですヶ?
Posted by やまんば at 2007年06月27日 21:11
> 勝蔵どの
禁捕鯨なる主張の真意ってなんなんだろうね
オレは低脳だとは思わんのだが
なにかどす黒いものを感じてしまうのだが

> やまんば様
350円はこの店ならではのマジック
なんなら今度上京したおりにでも
ゴチそうしてさし上げますよ
やまんば様なら
1000円もあれば事足りるでしょう
Posted by yamabusi at 2007年06月28日 01:56
禁捕鯨を謳ってる奴らは、自分たちが壊してしまった(乱獲した)
生態系を大声を上げて誤魔化そうとしてるとしか思えない、
多分にキリスト教的な、目先だけの異教徒殲滅思想が丸見えの
野蛮人的思想だとおもうよ。

キリスト教徒ってのは蛮族だからね、低能とは俺もお思わんが
排他主義の奴等がいる限り争いごと(戦争)はなくならないさ。
Posted by 勝蔵 at 2007年06月28日 02:10
あれ?良く読んだら低脳だって言っちゃってますな。
じゃぁ低脳なんですよ、奴等、うんうんそうにちがいない。
Posted by 勝蔵 at 2007年06月29日 00:09