2008年03月18日

賀茂の水はおれのナニでほにゃらららぁ~♪

曼殊院で、小一時間も数寄にどっぷりと浸ったのちに、さてと。
修学院離宮がほど近い。
せっかくだから、もうひとつ庭を見るかと音羽川沿いの雲母坂を下って向かう。
が、休館日である。というか、戻ってから調べてみたら拝観には事前申し込みが必要なのね。
さすが、皇室用財産。


アテがはずれて叡山電鉄で出町柳まで戻る。
さて、とは思ったが下鴨神社が近いので向かってみることに。


賀茂御祖神社、通称下鴨神社。式内社・山城国一宮・二十二社・官幣大社。
賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに京都最古の神社。山城国を拓いた古族加茂氏の氏神として
伊勢神宮と出雲大社を別格とすれば、日本で最も格式の高い神社。
参道は広大な糺の森となっており、現代においても神々が天降りするかのような神々しい雰囲気。


国宝2棟、重文55棟を擁するという下鴨神社。
葵祭のとき勅使が祭文を奏上するという舞殿。入母屋造、檜皮葺。
この開放感というか軽やぎ。清涼感というか清浄さ。おれは寺より神社がすきかも。


中門をくぐると、本社前にちまちまとした7つの社があって干支詣りができる。
巳・未は大國魂神、丑・亥は大物主神といった具合。
珍しく本社にさい銭をなげて参拝したあとに、おのおのの干支の神さんに詣ってみる。
合計50円もさい銭つこてしまったわ♪


糺の森は、600年からになる原生林の面影がそこかしこに残っており、
あちこちに細流の水音もあってなごめる。
神様は、木々の梢に天降りするものだから森こそ神。
まだ、冬枯れの風情だけど、新緑のころはいい景色だろうな、これは。


さて。神寂びた雰囲気にひたって歩くのはやぶさかでないが、3月になったばかりの京都。
陽も傾きだすといい加減冷えてくる。
出町橋をわたり、日本一エレガントな川と思われる鴨リバーのたもとで立ちしょんべん。
さ~て。時間的にビミョーかな、とは思ったが河原町今出川あたりからバスを待ち、仁和寺をめざす。


二王門、重要文化財。少々圧迫感はあるが、さすが重厚で立派。
京都の三大門。門跡寺院筆頭だけのことはあるわ。
が、ね。拝観時間が16:30までだったみたいで。山門をくぐったとたんにバタバタ閉まるという慌ただしさ。


各堂宇はズシリと扉が閉じられてるし、そうこうするうちに柿渋の法衣をまとった
坊さまたちが続々とお帰りあそばさる。


各層の屋根の大きさがほとんど変わらない五重塔。すっきりしたお姿。
背の低いことで有名な御室桜もまだまだ冬の樹相という感じ。

陽も傾いてきて、山のほうから冷気が下りてきたようだ。今日はこの足で大阪に向かわなくちゃ。
思えば、洛外ばかりをめぐって三条、四条、烏丸なんて街中はとんとだった。
新福菜館、天下一品は流し込んだが、湯葉とか竹の子とか雅なもんは口にしなかったな。
な~んて嵐電に乗り、京都駅に向かいながら思ったり。

そうだ。さっき鴨川に放ったおのがゆばりが淀川をつたって大阪に着く前に
ご本尊も中之島まで駆けくらべや、と京阪電車にのり下阪する。
京都時間はこれまで。



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