2005年02月23日

米久らーめん (池尻大橋)

■昼は肉屋、夜は店頭に“よしず張り”をしてラーメン屋に早変わり、というユニークな店として用賀で営業していた「米久ミート」が、2月から池尻でラーメン専業として移転オープンしたのがココ。

■もともと“店にある肉を使って好きなラーメンを作ってみよう”というだけあって、肉の使いかたには定評のある店。例えば、鶏はダシのよく出る骨付きガラとくるぶしを使う。丸鶏は実はあまりダシが出ないという。肩ロースの特大チャーシューも柔らかで肉質感あって秀逸だが、これも、温度計を使用して低温で煮る。これ、旨い惣菜を売る肉屋では常識だとか。
■そんな、肉を知り尽くしたオヤジが移転した先は、用賀時代のようなユニークな趣はないものの、ラーメン自体は変わらぬ味。「軟骨ラーメン」900円、移転後メニューに加えたという「餃子」500円を注文。

■デフォの「米久らーめん」(醤油味)に軟骨の煮込みが豪快に乗ったものだが、この軟骨、いわゆる豚のアバラの先の部分とかで、バラ肉を取るときに出るものとか。肉屋しか知らない珍品で、ゼラチン質に薄くバラ肉が張り付いたコラーゲンたっぷりのもの。予想外に脂っこさはほとんどなく、ゼラチン質の軟骨部分は透明になるまでよく煮込まれ、モチモチと歯切れのいい不思議な食感。この軟骨からの脂や甘味がスープに溶け出して、まろやかなコクのある味わいになるのが実に旨い。

■新メニューの餃子は特大5個入りで500円とリーズナブル。特注の分厚い皮に野菜たっぷりのジューシーな餡が織り込まれボリューム満点。ランチ時には、餃子3個に半ライス、米久ラーメンがセットになった「餃子セット」300円もある。

【店DATA】世田谷区池尻3-18-6 営業11:30~14:00、17:30~22:00 日曜休み ※米久らーめん600、チャーシュウめん900、鴨ねぎそば(塩味)800、鶏そば(塩味)600など

この記事へのトラックバックURL

http://yamabusi.ti-da.net/t643645