2006年08月30日
ごぜうた
先週のことであります
沖縄三線ばかりでなく他の日本の民謡も...と思い
月岡祐紀子さんの瞽女三味線弾き語りを聴いてきました
場所は渋谷道玄坂のやや隠れ家チックな小さなバー
早めに席を取ったんで演者にかぶりつきですわ

えっと(生半可な知識ですが)、瞽女とは
三味線唱を中心とした音曲を生業に
新潟県を中心とした北陸地方や東北地方、時には関東を
旅回りした盲目の女旅芸人のことです
瞽女唱は、娯楽の少なかった昔の農村の楽しみのひとつとして
昭和初期までは多くの瞽女が活躍
特に、高田と長岡には瞽女さんたちを束ねる大親方が存在していたようですが
第2次大戦後は農地改革で大地主が没落することで
それに寄食することで生活基盤を保っていた座元や家元が成り立たなくなり
また、娯楽の嗜好の変化で終戦後間もなくあっという間にその流れが絶えたという芸能です
瞽女唱は男性盲人のような検校、勾当、座頭といった大きな組織を持たなかったことや
その芸が伝統的に口移しだったこと、そして性格として農村に根ざした民間の芸能だったことから
農村のありようも変わった戦後には生き残ることができなかったわけですが
1970年代後半から伝統芸能としての再評価が高まり
最後の瞽女として有名な小林ハルなど、活動を再開する人も出てきて
無形文化財に指定されたりしてます
もっとも、伝統としての瞽女唱は絶えましたが
歌曲としてのこれを残そうという動きは続いており
小林ハルの生地の三条市には保存会もあるようです
月岡祐紀子さんもこうした一人の若手民謡奏者で
この日は、いくつかの瞽女唱を聴かせてくれました
初めて瞽女唱を聞いたシロウトとしては
三味線の節回しなどは津軽民謡と通じるものがあるような気が
というか、じょんがらにも影響を与えているらしいですね瞽女唱は
三味線抱えて各地を歩き回った瞽女さんたちは、文化の伝播者でもあったようで
「新保広大寺」「追分」「松坂」なんていう、各地に残る民謡は
瞽女さんたちが歌い運んだものだそうな
節回しが絶えて分からなくなった唱の歌詞が
伊豆諸島の青島の太鼓唱として残っていたりもするんだそう
月岡さんはですね、WEBのプロフィールで見た人より
いくぶんか貫禄がお出になっておりますが
着物と三味線にはこのくらいの方がよくお似合いです♪
父君が民謡の師匠とのことで唱のうまさはさることながら
まだ若い声ですが、よく響くハリのあるお声がすばらしい
また機会あれば聴きにいきたいものです
沖縄三線ばかりでなく他の日本の民謡も...と思い
月岡祐紀子さんの瞽女三味線弾き語りを聴いてきました
場所は渋谷道玄坂のやや隠れ家チックな小さなバー
早めに席を取ったんで演者にかぶりつきですわ

えっと(生半可な知識ですが)、瞽女とは
三味線唱を中心とした音曲を生業に
新潟県を中心とした北陸地方や東北地方、時には関東を
旅回りした盲目の女旅芸人のことです
瞽女唱は、娯楽の少なかった昔の農村の楽しみのひとつとして
昭和初期までは多くの瞽女が活躍
特に、高田と長岡には瞽女さんたちを束ねる大親方が存在していたようですが
第2次大戦後は農地改革で大地主が没落することで
それに寄食することで生活基盤を保っていた座元や家元が成り立たなくなり
また、娯楽の嗜好の変化で終戦後間もなくあっという間にその流れが絶えたという芸能です
瞽女唱は男性盲人のような検校、勾当、座頭といった大きな組織を持たなかったことや
その芸が伝統的に口移しだったこと、そして性格として農村に根ざした民間の芸能だったことから
農村のありようも変わった戦後には生き残ることができなかったわけですが
1970年代後半から伝統芸能としての再評価が高まり
最後の瞽女として有名な小林ハルなど、活動を再開する人も出てきて
無形文化財に指定されたりしてます
もっとも、伝統としての瞽女唱は絶えましたが
歌曲としてのこれを残そうという動きは続いており
小林ハルの生地の三条市には保存会もあるようです
月岡祐紀子さんもこうした一人の若手民謡奏者で
この日は、いくつかの瞽女唱を聴かせてくれました
1.あめふりうた
2.かわいがらんせ
3.こうといな
4.新保広大寺節
5.朝広大寺
6.山椒太夫~舟別れの段~
などに、その他少々の演目
初めて瞽女唱を聞いたシロウトとしては
三味線の節回しなどは津軽民謡と通じるものがあるような気が
というか、じょんがらにも影響を与えているらしいですね瞽女唱は
三味線抱えて各地を歩き回った瞽女さんたちは、文化の伝播者でもあったようで
「新保広大寺」「追分」「松坂」なんていう、各地に残る民謡は
瞽女さんたちが歌い運んだものだそうな
節回しが絶えて分からなくなった唱の歌詞が
伊豆諸島の青島の太鼓唱として残っていたりもするんだそう
月岡さんはですね、WEBのプロフィールで見た人より
いくぶんか貫禄がお出になっておりますが
着物と三味線にはこのくらいの方がよくお似合いです♪
父君が民謡の師匠とのことで唱のうまさはさることながら
まだ若い声ですが、よく響くハリのあるお声がすばらしい
また機会あれば聴きにいきたいものです
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この記事へのコメント
これも三味線バンド結成の為の準備ですか?
なんにせよ、民謡とは渋いですな、もっとも
流行る前の沖縄民謡なんかも同じなんだろうけど、
郷土芸能バンドを目指すか。
なんにせよ、民謡とは渋いですな、もっとも
流行る前の沖縄民謡なんかも同じなんだろうけど、
郷土芸能バンドを目指すか。
Posted by 勝蔵 at 2006年08月31日 08:04
先日はお付き合いいただいてありがとうございました
月岡さんの歌は、今のところこのバーでしか聞いたことがないけれど
旅の空のもとでも似合いそうなシンプルな強さが好きです
帰った夜、わしも久しぶりに三線弾こうかいと調弦してたら
あっさり女弦をぶち切ってしまったorz
月岡さんの歌は、今のところこのバーでしか聞いたことがないけれど
旅の空のもとでも似合いそうなシンプルな強さが好きです
帰った夜、わしも久しぶりに三線弾こうかいと調弦してたら
あっさり女弦をぶち切ってしまったorz
Posted by みの字 at 2006年08月31日 13:19
> 勝蔵どの
そうそう、伝統を知り新たなものを生み出すのだよ
しかしイカンね、デビュー前にココでそういう目論みバラしちゃ
ゲリラライブとかやるよ
成増とか押上とか亀戸とか僻地がいいな
> みの字さま
いや、よござんしたよ、とても
バー自体はちょっとつかみどころなくて
飲みのみでは…て感じなのが惜しいですけど
月岡さんはまだ若いから娘声ですけど
歳とってくるとよさそうじゃないですかね
楽しみな気がします
そうそう、伝統を知り新たなものを生み出すのだよ
しかしイカンね、デビュー前にココでそういう目論みバラしちゃ
ゲリラライブとかやるよ
成増とか押上とか亀戸とか僻地がいいな
> みの字さま
いや、よござんしたよ、とても
バー自体はちょっとつかみどころなくて
飲みのみでは…て感じなのが惜しいですけど
月岡さんはまだ若いから娘声ですけど
歳とってくるとよさそうじゃないですかね
楽しみな気がします
Posted by やまぶし at 2006年09月01日 11:26




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